ハイサイ芋すけです。
癒しを求めに沖縄へ移住してきて10年が経ちました。
憧れの沖縄ライフでしたが、やはり実際に住んでみて分かることがたくさんあります。
今回はそんな僕が実際に体験したこと、奥様「紅子」から聞いた沖縄生活でのリアルなお役立ち情報をお届けします。
- 全然寒くないの?コートはいらない?
- 沖縄移住の時にどんな服を持っていけばいい?
- 沖縄の生活で気をつけるべきことは?
- 台風はどのくらい強い?
今回の記事は、こういった疑問について解決していきたいと思います。
この記事の目次
紫外線と意外な寒さに注意!
沖縄地方は亜熱帯気候なので、高温・多湿の気候が特徴です。
1年の平均気温は23度ほどとなっています。暖かくて過ごしやすいですよね。
僕もこの“過ごしやすい気候”というが沖縄へ移住した理由の一つです!
沖縄の気温と気候
春(3-5月)
天気の入れ替わりが激しく、肌寒い日と蒸し暑い日がある。
夏(6-8月)
梅雨明けから紫外線がピークに。ですが35℃を超える猛暑日は少ない。
秋(9-11月)
晴れの割合が多い。10月まで暑い日が続くことが多い。
冬(12-2月)
曇りと雨の日が多い。10℃以下を下回ることは少ないが北風が強いため体感温度はグッと下がる。
- 夏は35℃以上になりにくい
- 冬は10℃以下にはあまりならない
これだけみると過ごしやすそうですが、気をつけるべきポイントがあります!
1.夏は、紫外線がとにかく強い!!
・野外に長時間いるときは気をつけましょう。
・日焼けをするのが嫌な人はこまめに日焼け止めを塗りましょう!
短時間の車の運転でも腕がすぐ日焼けします。
ちなみに…
奥さん紅子は車を購入した時に、ダッシュボード上にカーナビが迫り出していて
「太陽光に当て続けると壊れる」と言われ、屋外に止める時は必ず日除けをつけています。
2.冬は意外と寒い!
北風が強いため体感温度がグーっと下がります!
天気予報の気温だけ見て出かけると、夜寒すぎて凍えます(笑)
沖縄へ引っ越す時期にもよりますが、後から冬服を揃えたり、落ち着いて持ってこようと思っている人は、とりあえず11月〜であれば薄手のコート、ジャケット、パーカー等あれば問題なさそうですね!
※風を通すカーディガン、ニット・セーターは寒いですよ〜
塩害から車・家を守る!
沖縄本島では、海に囲まれているので塩害は必ずあります。
海の近くに住んでいる人は特に注意が必要です。
建物、車が錆びる
これは沖縄以外でも海の近くに住んでいる方ならお分かりだと思いますが、塩害による劣化は思ったよりも深刻です。
自転車など大切なものは外に置きっぱなしにすると通常よりも早く錆びます。
と思っているあなたちょっと待ってください!
こんな事を伝えるためだけにこの項目は書きません。
沖縄の場合は
“台風”によって巻き上げられた海水=塩水が“塩害”の原因となるのです!
沖縄全域に台風は来るわけですから全ての場所で塩害に気をつけるべきなのです。
車社会の沖縄では車の塩害は避けたいことなので、「車の塩害対策」についてまとめてました。
車の塩害対策
いくつかの塩害対策をご紹介します!
1.防錆
沖縄では車に錆止めを施すことは、ほぼマスト(特に下回り)だそうです。
奥さんは中古の車を県外で買って輸送したのですが、下回り、ボディ(確かエンジンルームも)をしっかり錆止めしたそうです。
やはり沖縄は海に囲まれているので、県外に比べてサビによる劣化は早いようですね。
※高級車とかだとエンジンルームを防錆塗装済みだと査定が下がるようなこともあるようなので、そこはしっかり調べた方が良さそうです。
2.車庫に入れる
屋内の駐車場が自宅になかったり職場が海の近くなら、確実に錆びるスピードは早まります。当たり前ですが、潮風、雨に濡れなければいいので車庫に入れることができたら完璧です!
選べるのであれば車庫(屋根だけではダメ)があるマンション、戸建がおすすめです!
3.こまめに洗車
24時間車庫に入れることは不可能なので、塩がついたら洗い流してしまえばいいのです!
特に台風が来た後は必ず洗車しましょう!!
台風の翌日、ガソリンスタンドの洗車コーナーはすごい行列ができます(笑)
一概には言えませんが、沖縄に車を持ってくる予定の人は防錆、コーティング、洗車の塩害対策はしっかりした方がいいでしょう!
※詳しい人に聞いたり、しっかり調べることをお勧めします。
「台風対策」は県民なら当たり前
「台風対策」、あまり聞き馴染みがない人もいるかもしれませんが、沖縄に住む人にとってはごく当たり前なことなんです。
台風が来るとわかれば必ずやるべきことがいくつかあります。
これを行わないと自分が困るだけでなく、人に迷惑をかける恐れもあるので、しっかり備えて対策しましょう!
1.食糧を準備する
規模の大きい台風だと、家から出られなくなります。
規模にもよりますが、人数×2,3日の食糧があればまず安心でしょう。
強風域なら外に出ることもありますが、暴風域に入っている間は外に出ないようにしています。あまりに強い台風だとコンビニも閉まっていたりします。
※強い台風の時は車で出かけるのも危険です。看板が落ちてきたり木が倒れたり、風が強すぎて横転することもあります※
・カップラーメン
・インスタント食品
・パン
・缶詰
などを前日までに買っておいて準備します。
調理がいらないもの、なるべく電気を使わない食品を我が家では準備します。
停電したら電気が使えないためガス調理できるものが好ましいそうです。
ニュースを見て台風の速度、進む進路などから、外に出れなさそうな時間帯を予測してその日数分買い出します。沖縄の人は慣れたもんです(笑)
2.自宅の屋外にあるものを片付ける
庭にある植木鉢、子どものおもちゃ、ベランダのスリッパなど動かせるものは全て家の中に入れます。
これは台風に慣れてないと見落としがちですが、必ず行って欲しいことです!
なぜならそれが飛んできて窓ガラスが割れたり、車に当たって傷つけたりするからです。
自分のものが壊れるならまだしも、隣家の物や車を壊したり、
人に当たって怪我をすることもあるかもしれません。それだけは避けたいですよね。
どんなに小さい物でも面倒くさがらずに全て家の中に入れるようにしましょう!
3.停電に備える
3つ目は「停電に備える」です。
大体予想がつくと思いますが、台風が来ると停電することがたまにあります。
もちろん建物や地域によって全く問題ない時もありますが、那覇市内などの都市部でも停電はします。
その時のために我が家では、下の3つを準備するようにしています。
- 家中のライト(ロウソクもあれば)を準備する
- 家中のモバイルバッテリーを充電しておく
- お風呂に入っておく
1のライトは、キャンプ用の物があれば良さそうですね!その場合はちゃんと着くか確認します。
2は必ず用意するようにしています。家中にあるモバイルバッテリーを充電しておきます。携帯の充電がなくなったら終わりですもんね(笑)
3停電が起これば、お風呂に入れなくなるので、入れる時に入るようにしています!
4.断水に備える
断水が起こることも稀にあります。我が家にはウォーターサーバーがあるので、飲み水の心配はありませんが、トイレが使用出来なくなることが一番心配です。
なので、バスタブに水を溜めておくようにしています。
もしトイレが流せなくなったらそこから水を汲んでトイレに入れ、流します。
規模の小さい台風なら断水が起こることはなかなかありませんが、地域によっては断水は起こり得ます。
ニュースなどで断水、停電、風の強さ、交通情報など放送されるのでチェックするようにしましょう。
最後に
台風対策や、実際の気候など住んでみて分かったことがたくさんありました!
沖縄移住を考えている方の助けに少しでもなれば幸いです。
これからも役に立つ情報を発信していきますので、他の記事にも目を通して見てくださると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!